「灘の生一本」は、灘五郷および近隣地区の酒造技術者が集まり、日本酒醸造の技術向上に取り組んでいる組織「灘酒研究会」の統一ブランド商品です。発売各社の特長を活かし、兵庫県産米のみを使用して醸し上げた純米酒で、灘酒の新たな魅力を作り出し「酒どころ灘」を元気に盛り上げます。今年は8社（沢の鶴・剣菱・白鶴・菊正宗・櫻正宗・浜福鶴・白鹿・大関）の蔵元から、9月6日（金）に一斉発売します。
本商品は参加各社の香りや味わいが一目でお分かりいただけるように、酒質審査で認められた酒質表現のみをラベルに表示しており、各社の特長を飲み比べてお楽しみいただけます。また、本年度もすべての商品が、回収されたガラス瓶からできる再生ガラスを90％以上使用した環境にやさしいエコロジーボトルを採用しております。

「大関　灘の生一本」は、大関独自育成米「いにしえの舞」を100％使用し、名水「宮水」で仕込んだ特別純米酒です。
今年の「大関　灘の生一本」は、爽やかな香りが特長で、適度な酸味と旨みが調和したキレの良いお酒に仕上がりました。

「いにしえの舞」とは…
「山田錦」の系統である「兵庫夢錦」と、大関が1996年に復活させた「早大関」を掛け合わせた品種で、酒造りに適した米として大関が独自に育成し、2007年に品種登録されています。【登録番号　第14777号】
たんぱく質含有量が少ないため、酒造りに用いると雑味がなく米の旨味を活かした味わいになります。