循環型社会への取り組み
持続可能な循環型社会の実現に向け技術革新と改善活動により、3R(Reduce,Reuse,Recycle)を推進します。
お酒つくりに捨てる部分はありません。
- 副産物もムダなく使う「米」の丸ごと活用術
- 原料が「米」といっても、その全てを利用するわけではありません。日本酒のラベルに表示されている精米歩合(40%、50%、70%など)は、「米」の使用割合を示し、精米工程でお米の表皮外側から丁寧に磨かれ、取り除かれます。お酒造りには不要ですが、精米の際に取り除かれた表皮は、細かく砕いて「ぬか」として、飼料や肥料、漬物のぬか床に利用されます。表皮より内側の白い「米粉・白ぬか」は、米菓や化粧品の原料として使われます。また醪(もろみ)から清酒を絞った後の「酒かす」は、甘酒や食酢の原料、奈良漬け・かす漬け・かす汁などに利用されています。このように、お酒の製造工程において生まれる副産物も、形を変えて利用され暮らしのいろいろな場面に届けられています。
3Rの実施による再資源化と最終処分量の報告
分別回収を徹底すると共に、減容化・減量化、再使用、再生化を図っております。
弊社では99年度より3Rにより、廃棄物の減量化に取組んでおり、
再資源化率97%以上を達成しております。
廃棄物の最終処分量2000年度192tを2018年度28tにまで減量しております。
工場内 分別ステーション
社内でもゴミの分別を徹底しています。
ペーパレスの取り組み
事務所から排出される書類に関しても、パーパレスを推進し、紙を使用する場合でも可能なものはリユース、リサイクルを 徹底しています。セキュリティー管理の必要な書類に関しては2011年より焼却処分でなく、文書溶解処理によるリサイクルを実施しています。
- ㈱リバース様 溶解処理処理工程