2013.07.03

平成25年度糸状菌遺伝子研究会「技術賞」を受賞

大関株式会社総合研究所が、平成25年度糸状菌遺伝子研究会技術賞を受賞しました。
同賞は、糸状菌遺伝子研究を利用した優れた技術開発事績に贈られるものです。
今般の受賞対象は、「麹菌を用いたタンパク質高生産技術の開発と実用化」です。麹菌(Aspergillus oryzae)は、わが国において千年を超える長い年月にわたって酒類や醸造食品の製造に使用されている微生物です。また、麹菌菌体とその生産物の安全性がきわめて高いこと、さらに菌体外に多量の酵素タンパク質を分泌生産する能力を有していることから、タンパク質生産の宿主としても利用されています。当社総合研究所では、Aspergillus属において目的のタンパク質を効率よく生産させるための技術開発に成功し、タンパク質受託発現サービスを提供しています。上記事績が、糸状菌関連産業の技術発展に多大な貢献が期待されると評価され、今般の受賞となりました。

■受賞者: 坊垣隆之、峰時俊貴、幸田明生、坪井宏和

※詳細については、糸状菌遺伝子研究会ホームページをご覧下さい。 。

http://fungi.mysterious.jp/MAIN-J/News.html

ページトップへ