大関と
クリエイティブ
ここでは、大関のクリエイティブの代名詞でもある「大相撲について」、歴代取り組んできた「CMについて」など、大関が発信してきた「クリエイティブ」についてご説明します。
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大関と大相撲
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皆様は「大関株式会社」という名前の由来をご存知でしょうか?
その名前には、深い歴史が隠されています。
1711年、油屋ないし干鰯屋で商いを営んでいた初代大坂屋長兵衛が今津村で酒造りという新たな事業を始めました。当時の銘柄は「万両」でした。
そして1884年、商標条例の発令を機に、新たな市場開拓に向けて「万両」は「大関」へと生まれ変わります。なぜ「大関」という名前を選んだのでしょうか?
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理由の1つは「大関」がその音からして「大出来」に通じ、また「覇者」を意味するということ。もう1つは当時人気上昇中であった大相撲にちなみ、その最高位としての「大関」を通したイメージづくりでした。この大相撲という媒体を使っての宣伝活動からは大関の変わらぬ魁精神が窺えます。
大相撲に「横綱」の称号が地位として定められた後も「横綱は強いようでもどんづまり 私がかうならのびる大関」というコピーの広告を展開しました。
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1900年(明治33年)の大阪場所で優勝力士に副賞として「大関」の酒を贈呈。1958年(昭和33年)からは大相撲本場所優勝力士に「大関杯(銀盃)」・表彰状・副賞・お酒を贈呈し始めるなど、大関と大相撲は現在まで130年以上の歴史を共にしています。
2023年には公益財団法人日本相撲協会とサステナビリティパートナー契約を締結。これからも日本相撲協会や他パートナ―企業との共創により、日本の伝統・文化を後世に引き継いでいけるような活動やよりよい社会の実現に向けた活動を実施していきます。
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大関と大相撲年表
明治17(1884)年10月
商標条例が発令
従来の銘柄「万両」を「大関」と改めて商標を出願
従来の銘柄「万両」を「大関」と改めて商標を出願
明治23(1890)年5月
番付に「横綱」の文字が掲載されるようになる
明治33(1900)年
大阪場所で優勝力士に副賞として「大関」を贈呈
明治42(1909)年2月
相撲規約改正に基づき「横綱」の称号が地位として定められる
昭和33(1958)年7月場所
大相撲本場所優勝力士に大関杯(銀杯)の贈呈を開始
昭和56(1981)年
萩原健一が出演するワンカップ大関CM·土佐犬篇にて「横綱は強いようでもどんづまり。私が買うなら、のびる大関」コピーを使用
令和5(2023)年1月
公益財団法人日本相撲協会と「サステナビリティパートナー」契約を締結
大関歴代CM
大関CM集
大関企業CM「大関ってどんな会社」篇
辛丹波CM「書家」篇
CM作品リスト
CMでも魁てきた大関
大関のCMが始まったのは昭和32年(テレビの放送開始は昭和28年)。最初のCMはフォークリフトでの出荷風景という現実的なものでした。以来タレントの起用や、数々のコマーシャルソングで人気を博してきました。エポックメーキングを作ったのは俳優田宮二郎のCMであり、昭和42年から11年間も続きます。この間、小林亜星の作詞作曲、加藤登紀子が唄う「酒は大関」が大ヒットします。この流れは、以降、萩原健一、渡哲也へとつながっていき、昭和52年にはロック歌手のスージー・クワトロを起用。清酒に外国人女性ロックスターの起用ということで話題を呼びました。
1~6
No.
制作年
タイトル
出演者
商品
01
昭和38年
-
鈴木やすし
一升瓶
02
昭和40年
私は恋人
越路吹雪
一升瓶
03
昭和42年
海
二村元
一升瓶
04
昭和42年
一人三役
砂塚秀夫
一升瓶
05
昭和43年
デカンター
田宮二郎
デカンター
06
昭和43年
パーティ
田宮二郎+岡崎友紀
一升瓶
No.
制作年
タイトル
出演者
商品
07
昭和45年
博
田宮二郎+長部社長
企業イメージ
08
昭和46年
春雨
田宮二郎+磯野洋子
一升瓶
09
昭和46年
居酒屋
孫紹英+女性
一升瓶
10
昭和47年
ショーケン登場
萩原健一
ワンカップ
11
昭和50年
二人
田宮二郎+萩原健一
ワンカップ+一升瓶
12
昭和52年
ジャンケン
田宮二郎+太地喜和子
一升瓶
No.
制作年
タイトル
出演者
商品
13
昭和52年
テニス
萩原健一
ワンカップ
14
昭和52年
バラードロック
スージー・クワトロ
サケロック
15
昭和52年
甘酒
萩尾みどり
甘酒
16
昭和54年
渡登場写楽
渡哲也
一升瓶
17
昭和54年
エアーズ・ロック
萩原健一
ワンカップ
18
昭和54年
ゆらゆら
なし
ゴールド大関
No.
制作年
タイトル
出演者
商品
19
昭和55年
冷蔵庫
萩原健一
ワンカップ
20
昭和55年
泉大助冷蔵庫
泉大助
はこのさけ
21
昭和57年
バンザイ同盟
渡哲也+早大=副社長
一升瓶
22
昭和57年
ゴルフ
萩原健一
ワンカップ
23
昭和57年
吹上
尾関由紀子
焼酎(吹上)
24
昭和58年
神々・大地の恵み
ザ・ウッド
ワンカップ
No.
制作年
タイトル
出演者
商品
25
昭和59年
芭蕉の旅
塩野谷
ワンカップ
26
昭和59年
生駒篇
生駒佳与子
玄米酒
27
昭和60年
力士
なし
歳暮
28
昭和62年
こまどり
高橋ひとみ+角野卓造
のものも
29
昭和62年
仲村登場
仲村トオル
凍結酒
30
昭和63年
トシユキ&トオル
西田敏行+仲村トオル
生酒
No.
制作年
タイトル
出演者
商品
31
昭和63年
トオル冬篇
仲村トオル
凍結酒
32
平成元年
花嫁の父篇
西田敏行
はこのさけ
33
平成2年
買い物
西田敏行
はこのさけ
34
平成2年
バーテンダー
CG
バーテンダー
35
平成3年
ジャパンがハイカラ篇
杉浦多恵子
生酒
36
平成3年
オフロード篇
小瀬川理太
ワンカップ
No.
制作年
タイトル
出演者
商品
37
平成3年
企業イメージ
ザイラー・ピアノデュオ
企業イメージ
38
平成4年
陣内登場篇
陣内孝則
生酒
39
平成4年
寝袋篇
陣内孝則
のものも
40
平成5年
まねき猫
陣内孝則
慶祝
41
平成6年
心の酒篇
田村正和
一升瓶
42
平成6年
氷と一緒篇
田村正和
生酒
No.
制作年
タイトル
出演者
商品
43
平成6年
おいしい出会い篇
田村正和
ワンカップ
44
平成8年
うらやましい篇
田村正和+ジミー大西
ワンカップ
45
平成8年
怒りながら篇
田村正和+ジミー大西
ワンカップ
46
平成8年
お金で買えない篇
田村正和+ジミー大西
ワンカップ
47
平成8年
いい話篇
田村正和+ジミー大西
ワンカップ
48
平成8年
寒い冬篇
田村正和+小沢健二
ワンカップ
No.
制作年
タイトル
出演者
商品
49
平成8年
さんま
田村正和+小沢健二
ワンカップ
50
平成8年
正月
田村正和+小沢健二
ワンカップ
51
平成9年
'97秋スキにしてもいいのよ新商品(人物アップ)
田村正和+中島みゆき
ワンカップ
52
平成9年
ほめる人篇
田村正和+中島みゆき
ワンカップ
53
平成10年
賭け篇
山田花子+渡辺忠士
ファイバーイン
オーゼキ
オーゼキ
54
平成10年
ファイバー2
田村正和
ファイバーイン
オーゼキ
オーゼキ
No.
制作年
タイトル
出演者
商品
55
平成10年
日本の水
辛丹波
56
平成10年
ファイバー1
田村正和
ファイバーイン
オーゼキ
オーゼキ
57
平成11年
ニッポンチャレンジ 夏篇
田村正和+かとうれいこ
ワンカップ
58
平成11年
ニッポンチャレンジ キャンペーン篇
田村正和+かとうれいこ
ワンカップ
59
平成11年
ニッポンチャレンジ 秋篇
田村正和+かとうれいこ
ワンカップ
60
平成11年
「人気もの」篇
中村玉緒
のも2
No.
制作年
タイトル
出演者
商品
61
平成11年
日本の水
辛丹波
62
平成11年
ハイあげて篇
田村正和+かとうれいこ
秋冬燗酒
63
平成11年
ニッポンチャレンジ 失意泰然篇
田村正和+かとうれいこ
ワンカップ
64
平成11年
掛け軸篇
田村正和+かとうれいこ
生酒
65
平成11年
それまでに篇
田村正和+Yae
春夏冷酒
66
平成12年
カラオケ選手権出場者募集(住職)
中村玉緒
のものも
No.
制作年
タイトル
出演者
商品
67
平成12年
カラオケ選手権出場者募集(奥村)
中村玉緒
のものも
68
平成13年
スナップコンテスト篇
ワンカップ
69
平成13年
商店街篇
中村玉緒
のものも
70
平成14年
サラリーマン篇
ワンカップ
71
平成14年
シンガー篇
ワンカップ
72
平成14年
外国人篇
ワンカップ
No.
制作年
タイトル
出演者
商品
73
平成16年
のものもオヤジ登場篇15秒・30秒
中村玉緒
のものも
74
平成16年
のものもオヤジ帰宅篇
中村玉緒
のものも
75
平成16年
のものもオヤジ急増篇
中村玉緒
のものも
76
平成17年
清らかな人篇
純米しぼりたて
77
平成18年
ワンカップのある風景 〜春夏篇〜
ワンカップ
78
平成20年
ワンカップのある風景 〜秋冬篇〜
ワンカップ
No.
制作年
タイトル
出演者
商品
79
平成21年
酒は大関 〜のものも篇〜
稲垣吾郎
のものも
80
平成22年
認めます篇
ワンカップ
81
平成24年
実感(感想)篇
コールド大関
82
平成25年
あとは何かテキトーに篇
ワンカップ
83
平成25年
つながるコールド大関篇
コールド大関
84
平成25年
大関甘酒
甘酒
No.
制作年
タイトル
出演者
商品
85
平成26年
50周年ご愛顧感謝篇15秒・30秒
ワンカップ
86
平成26年
大関を冷やせ 円卓篇
コールド大関
87
平成26年
ワンカップ大関アイドル篇15秒・30秒
指原莉乃
ワンカップ
88
平成26年
ワンカップオーしあわせのコツ篇15秒・30秒
指原莉乃
ワンカップオー
89
平成27年
ワンカップ大関アイドル篇15秒 ラベル改訂
指原莉乃
ワンカップ
90
平成27年
花泡香ピクニック篇
花泡香
No.
制作年
タイトル
出演者
商品
91
平成27年
サシコロボ 演技指導篇15秒
指原莉乃
ワンカップオー
92
平成27年
サシコロボ お手本篇15秒
指原莉乃
ワンカップオー
93
平成27年
サシコロボ 女子会篇15秒
指原莉乃
ワンカップオー
94
平成27年
サシコロボ 待っていた篇15秒
指原莉乃
ワンカップオー
95
平成27年
サシコロボ 強い演技指導篇30秒
指原莉乃
ワンカップオー
96
平成27年
サシコロボ 強いお手本篇30秒
指原莉乃
ワンカップオー
No.
制作年
タイトル
出演者
商品
97
平成28年
大関イメージCM酒造り篇15秒・30秒
酒造り
98
令和2年
辛丹波「書家」篇
川尾朋子
辛丹波
99
令和3年
「歳月を重ねて時を醸す」篇
Yae
100
令和6年
「大関ってどんな会社」篇
1~6
CMソング(歌詞)
TVCMでおなじみの、大関CMソングをご覧ください
デラックス大関のうた
昭和36年(1961)11月
作曲・編曲/小坂 務
作曲・編曲/小坂 務
大関のうた
昭和37年(1962)8月
作詩・作曲/米山正夫
唄/鈴木やすし
作詩・作曲/米山正夫
唄/鈴木やすし
大関飲めば
昭和38年(1963)8月
作詩・作曲/米山正夫
唄/ボニージャックス
作詩・作曲/米山正夫
唄/ボニージャックス
君・僕・みんな
昭和39年(1964)5月
作詩・作曲/米山正夫
唄/ボニージャックス
作詩・作曲/米山正夫
唄/ボニージャックス
その名は大関
昭和38年(1963)8月
作詩・作曲/米山正夫
唄/ボニージャックス
作詩・作曲/米山正夫
唄/ボニージャックス
ボンジュール大関
昭和40年(1965)7月
作詩/マギー本田 作曲/津野陽二
唄/越路吹雪
作詩/マギー本田 作曲/津野陽二
唄/越路吹雪
ワンカップ大関
昭和43年(1968)3月
作詩・作曲/淡の圭一
唄/ザ・シャデラックス
作詩・作曲/淡の圭一
唄/ザ・シャデラックス
酒は大関
昭和45年(1970)9月
作詩・作曲/小林亜星
唄/加藤登紀子
作詩・作曲/小林亜星
唄/加藤登紀子
酒は大関あればいい
昭和48年(1973)3月
作詩/阿久悠 作曲/小林亜星
唄/森山良子
作詩/阿久悠 作曲/小林亜星
唄/森山良子
旅
昭和50年(1975)5月
作詩・作曲/高石ともや
唄/高石ともやとナターシャセブン
作詩・作曲/高石ともや
唄/高石ともやとナターシャセブン
ロッキング・タイム
昭和54年(1979)9月
作詩・作曲/小林亜星
編曲/いち ひさし 唄/小林亜星
作詩・作曲/小林亜星
編曲/いち ひさし 唄/小林亜星