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社長ごあいさつ

「大関」は1711年(正徳元年)、現在も本社を置く兵庫県西宮市今津で、当家初代大坂屋長兵衛が創業いたしました。 以来、灘の銘酒として広く長く皆様にご愛飲いただき、 2011年にはおかげさまで300周年を迎えることができました。
 この地は、以前は「摂津国武庫郡今津村」と呼ばれ、六甲山系恵みの地下水、いわゆる「宮水」や、酒米として有名な「山田錦」などの米作りにも適した地域であり、 灘の酒として知られています。
江戸時代、今津の港から樽廻船で江戸まで海路を利用して運んだ「灘の下り酒」は、味と共に、陸路よりも鮮度もよく、大変高級な酒として重宝されていたそうです。
当時を識る古文書などは、終戦時の大空襲により殆どを消失してしまいましたが、代々の蔵人達(社員)が、大関ならではの技術研鑽と、酒造りへの熱い想いを代々継承し続け、今日に至っています。

日本酒は造り手と生き物(麹菌など)との対話から生まれる古来からの食文化の結晶だと思います。
その製造過程で培ってきた「発酵」技術は、日本酒のみならず、 あらゆる未知な可能性が埋もれているワクワクする技術分野でもあります。
 近年は生活スタイルや消費ニーズが多様になり、その変化も加速していますが、 お客さまの健康で「楽しい暮らし」に役立つ新しい商品は何かを、先人の知恵と技術に加え、 新たな感性でご提案できるよう社員一同努力してまいりますので、 これからも「大関」印(じるし)を宜しくお願い致します。

大関株式会社
代表取締役長社長
長部 訓子